2010〜 東京都・神奈川県
東急電鉄は渋谷駅に東京メトロ副都心線が乗り入れ開業を契機に東急東横線の渋谷駅地下化と副都心線相互乗り入れを見越したサインの整備を行い、地上、地下の既設駅を含む総合的なサインマニュアルとして整備した。
【東急駅サインマニュアル】
東急電鉄は地上駅中心の郊外都市交通であったが、時代とともに都心近くの駅の地下化が進められてきた。2008年には渋谷駅に東京メトロ副都心線が乗り入れ開業し、同時に渋谷駅地下が東京メトロから東急電鉄に移管されることとなり、地下鉄利用者にも混乱することなく電車の乗り降りができるサインシステムの構築が必要であった。サインマニュアルの整備にあたっては東急東横線渋谷駅の地下化と副都心線相互乗り入れ(2013年)を見越した整備が必要とされ、地上、地下の既設駅を含む総合的なサインマニュアルとして整備した。
マニュアルの構成は〈指針編〉〈基準編〉〈追補編〉の3編構成としている。〈指針編〉は、直感的にサインの配置や種別がわかるイラストを利用し、「どこに」「どんなサイン」があるかを重点的に解説。また、マニュアル構成が一目でわかるページを作成し、サインシステムがどういう考えで構成されているかをビジュアルで解説している。
〈基準編〉は施工者に向けて詳細なルールと施工方法を規定。〈指針編〉でピックアップしたサインについて、〈基準編〉の詳細にすぐにたどり着けるような検索機能も持たせてある。
〈追補編〉は新駅や改修駅において、今までのサインシステムの考え方から発展した新しい機能・種類・形式を持ったサインについてまとめられており、床サインや補助サイン、緊急的に製作したサイン等もこの中に編纂されている。さらに〈追補編〉は将来的にはサインの汎用性の判断をしたうえで、正規マニュアル〈指針編〉〈基準編〉の中に編纂されることが想定されている。
2012年には東急電鉄は全線に渡って駅ナンバリング化を行い、それまでコーポレートカラー(東急レッド)であった駅名標のラインを路線色に変更。誘導表示もシンボルマークを使用し簡素化を行うなど、随時マニュアルの更新が行われている。






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