2008- 東京都
旅客案内標識設置基準策定の前段階として、あり方検討および、都営とメトロののりかえ駅で乗降客が多い大手町駅と新宿三丁目駅のサイン全面改修設計と施工を行った。
その結果を踏まえて、基準の策定につなげた。
ありかた検討で明確になった課題
1. サインの数が非常に多い。
2. 東京都のシンボルマーク(イチョウの葉)の色である、高彩度の“東京都グリーン”が多用されているが、色の機能と目的が明確ではない。
3. 東京メトロと統一すべきものと明確に区別をすべき事項が曖昧。
二駅のサイン全面改修における上記課題解消策の主な内容
1. サインのサイズを整えて集約し、誘目性を高めた。高齢者や弱視・色覚の視覚特性を配慮しながら、表示の量と表現方法を最適化した。
2. 可読性が高く環境色としても快適な“都営地下鉄グリーン”を選定した。東京都グリーン(イチョウ)は限定使用してシンボル性を高めた。
3. 東京メトロと明確に区別すべき、改札やきっぷうりば等を、案内サインだけでなく、照明や壁面彩色により顕在化した。一方、誘導サインの背景色の明度を東京メトロと揃え、コンコース敷地境界は違いを感じつつ、違和感はない程度のものとした。さらに、旅客案内標識としては情報提示する場所と情報量は、両社でデザインは違えるものの、基本的には同質とした。
利用者による改修前後の比較評価は、どの世代からも好評を得たので、この成果を展開して、都営地下鉄旅客案内標識設置基準をまとめた。
その後もほぼ毎年改定を行なっている。
地下鉄のほか、東京さくらトラムのマニュアルも制作している。(2017)










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