2010,2019 東京都千代田区
撮影:岡部好(一部写真)
共同制作:宮城デザイン
国会議事堂を望む星ヶ丘に誕生し、2010年に生まれ変わった名門ホテル。不易流行の精神を根底に、和のたしなみに調和するサインのデザインと、五島美術館所蔵品をアレンジした客室アートを制作した。
当ホテルの前身は、東京オリンピック前年の1964年に開業した日本初の洋風ホテルだ。2003年の旧館リニューアルに続き、2010年に新館のサインデザインや客室アートを担当した。 デザインテーマは、時代を超えたファッション精神に基づいた日本の洗練。レストランとバーの家具はセンスを引き出し、宴会場は繊細に、フィットネスセンターは新鮮で爽やかに、客室のフロアデザインは明快さを重視した。 客室にしっとりとした雰囲気を醸し出す色紙帖は、「本阿弥光悦直筆色紙帖 俵屋宗達下絵」を配して制作した。これらは五島美術館所蔵品を原画素材とする承諾を得たものだ。光悦や宗達の肉筆といわれる柔らかな筆遣いと植物画が描かれた色紙を並べるのは、楽しい作業であった。額装は中サイズが20点、楕円形が14点ある。










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